
留学延期になって1年もたつけど、今いったいどうなってるのー?
海外旅行や留学に行けなくなって早1年。
最近はワクチンの普及や国の方針により、各国での受け入れ状況も大きく差が出てきました。
ワーホリや語学留学で人気な10か国の現在のコロナ対応、ワクチン普及状況や入国方針をまとめてみました。

こちらは半年以上前に書いた記事ですが、留学するかしないか悩んでいる人は参考にどうぞ。
留学&ワーホリ人気国 コロナとワクチン状況&入国方針
アメリカ
現在のコロナ感染&ワクチン状況


年末年始をピークに伴い徐々に感染者数は落ち着いてきましたが、ここ1ヶ月は6~7万人前後で横ばい。
現在4人に1人が少なくとも1回のワクチン接種がされましたが、アメリカは人口も多いので落ち着くのはまだ少し先になりそうです。
留学&ワーホリ入国方針
一部の大使館で留学生ビザやビジネスビザの発給を再開しており、原則渡航は可能です。
州により独自の規制を設けているので事前にしっかり調べる必要があります。
現在空路でアメリカに入国するすべての人にPCR検査結果の提示が義務付けられているほか、7日間の自主隔離や入国後のPRC再検査などの条件があります。

ワクチンは世界の中ではアメリカが一番すすんでいるんだって!
カナダ


現在のコロナ感染&ワクチン状況
アメリカ同様、年末年始をピークに減少していましたが、ここ1ヶ月で次の感染拡大の波がきているようです。
とはいえ、人口100万人あたりの感染者数は2万5千人で、9万人の隣国アメリカに比べればだいぶマシよとも言えます。
留学&ワーホリ入国方針
カナダのワーホリは元々申請期間が決まっており、2021年度の募集めどはたっていないようです。
すでにワーホリ許可を得ている方やコロナ対策が有する学校での留学は可能です。
現在空路でカナダに入国するすべての人にPCR検査結果の提示やアプリの登録が義務付けられています。
また到着後は3日間の政府指定ホテル隔離+11日間の自主隔離も義務付けられています。

アメリカとの陸路移動はできないので要注意!
イギリス


現在のコロナ感染&ワクチン状況
首相が集中治療室に入ったり変異種が生まれたりとなにかと話題になっているイギリスですが、順調に安定を取り戻しつつあるようです。
なんと人口の半数近くが少なくとも1回のワクチン接種をしているワクチン先進国です。
国の方針としてもロックダウンなどを早め早めにおこない、コロナをコントロールすることに全力を注いでいます。

ブレグジットの問題もあるので、今後の経済にも注目だね。
留学&ワーホリ入国方針
条件は厳しいものの、観光も含めイギリスへの入国が可能です。
事前のPCR検査、トラベルキットの購入、追跡フォームの提出、10日間の自己隔離措置などが求められます。

入国はOKでも、飛行機が高すぎたり突然キャンセルになっちゃったりするから、観光はまだまだ先だね。
フランス


現在のコロナ感染&ワクチン状況
なかなか感染を抑え込めず、ロックダウンを繰り返し、欧州でも一番苦戦している印象のフランスです。
長引く規制に大規模な反対デモも度々起きています。
コロナをきっかけにフランスでのアジア人ヘイトが大きくなっているのいるという話もよく聞くようになりました。
留学&ワーホリ入国方針
現在観光ビザやワーホリビザは発給停止中ですが、学生ビザは可能です。
他の国同様、渡航前のPCR検索院生証明の他、7日間の自主隔離や誓約書の提出などが求められています。

感染拡大傾向があるのでまた入国制限が厳しくなる可能性もあるよ。
ドイツ


現在のコロナ感染&ワクチン状況
ドイツもフランス同様、苦戦中でロックダウンも度々繰り返されています。
まずは感染を抑えることを最優先事項としているものの、ヨーロッパの地理的および経済的中心という難しい立ち位置も感染予防に苦労している原因かもしれません。
他の先進国から少し遅れをとってやっとワクチンが動き始めたので、ここから落ち着いてくるといいですね。
留学&ワーホリ入国方針
ドイツにおいては未だに厳しい入国制限が設けられており、ワーホリや短期留学は入国が難しいです。
永住者や半年以上の長期留学者は入国が認められるケースもありますが、その国の感染状況や全体の入国者数によって判断されます。
また、日本がリスク地域と判断された場合は10日間の隔離や入国登録などが義務付けらます。
オーストラリア


現在のコロナ感染&ワクチン状況
他の先進国に比べるとほぼ感染者がでていない、とも言えるオーストラリア。
普段はごく普通の日常生活を送れるオーストラリアですが、たった数人でも感染者がでると即ロックダウンと厳しい規制が行われています。
留学&ワーホリ入国方針
オーストラリアは現在全面的に入国禁止となっています。
なんとオーストラリアに住んでいるオーストラリア人でさえ、国に帰れないというほど厳しい入国制限を取っています。
また例外的に入国が認められても14日間の隔離措置が義務付けられています。
世界的に感染が緩和されない限りはオーストラリアへの留学やワーホリは厳しいと思われます。

自分の国にも帰れないって大変だね!
ニュージーランド


現在のコロナ感染&ワクチン状況
オーストラリア同様、厳しい入国制限に基づき感染者はほぼ出ていない状況です。
しかしニュージーランドでも数人の感染者が出ただけで大規模なロックダウンが実施されています。
ワクチンもまだ始まっていないに等しい状況なので、平常化はまだまだ時間がかかりそうです。
留学&ワーホリ入国方針
旅行はもちろん、留学やワーホリも全面的に入国禁止となっています。
例外的に入国が認められても14日間の自主隔離が義務付けられています。
台湾

現在のコロナ感染&ワクチン状況
初期のコロナ対応が素晴らしく世界に注目された台湾は、今でも1日に1人程度の感染者で平和な毎日を送れているようです。
ただワクチンが全く普及していないので、全面的な開国には時間がかかりそうです。
留学&ワーホリ入国方針
居住者やビジネス目的を覗き、原則入国はできません。
入国が認められる場合も、PCR検査、14日間の自主隔離、検疫システムの登録、インフラの確保などが求められています。

日本に住んでいる台湾人の友人達もなかなか母国に帰れないでいるよ。
韓国


現在のコロナ感染&ワクチン状況
年末年始をピークに、500人程度で横ばい状態です。
ワクチンもまだ一般に普及していないので、落ち着くまで時間がかかりそうです。
留学&ワーホリ入国方針
観光以外は入国可能です。
PCR検査、14日間の自主隔離、PCRの再検査などが義務付けられています。
フィリピン


現在のコロナ感染&ワクチン状況
今回とりあげた国のうち唯一の発展途上国ですが、ここにきてピークを迎えています。
100万人あたりの感染者は6500人とすごく多いわけではないのですが、医療を受けられる人の数や情報の正確さを考えると隠れ感染者は多いのかなというイメージです。
ワクチンもまだまだ始まったばかりです。
また「規制に逆らうなら射殺する」と政府が公言するなど、現地での治安面も気になります。
留学&ワーホリ入国方針
現在、入国は全面的に禁止されています。
入国が認められる場合も入国後のPCR検査や14日間の強制隔離が義務付けられています。
世界の渡航状況が確認できるサイト
世界各国の最新の渡航状況が分かりやすくまとまっているサイトを見つけたので共有します。
今回の記事もこちらの情報に基づいて執筆しています。
世界コロナ状況&入国方針まとめ
ここまでの情報を一覧表にまとめてみました。
国 | コロナ状況 | 入国方針 |
---|---|---|
アメリカ | ・6~7万人前後で横ばい ・ワクチンは順調 | ・学生ビザは可能 ・厳しい条件あり |
カナダ | ・感染やや拡大傾向 | ・学生ビザとワーホリは可能 ・厳しい条件あり |
イギリス | ・安定し始めている ・ワクチンは順調 | ・観光入国も可能 ・厳しい条件あり |
フランス | ・やや感染拡大傾向 ・社会情勢も不安定 | ・学生ビザは可能 ・厳しい条件あり |
ドイツ | ・やや感染拡大傾向 | ・ワーホリや留学入国は難しい ・厳しい条件あり |
オーストラリア | ・ほぼ感染者なし ・感染者が出るとロックダウン ・ワクチンは始まったばかり | ・全面的に入国禁止 |
ニュージーランド | ・ほぼ感染者なし ・感染者が出るとロックダウン ・ワクチンは始まったばかり | ・全面的に入国禁止 |
台湾 | ・ほぼ感染者なし ・ワクチン普及はまだ | ・留学、ワーホリは入国NG ・厳しい条件あり |
韓国 | ・500人程度で横ばい ・ワクチンは始まったばかり | ・観光以外は入国可能 ・厳しい条件あり |
フィリピン | ・今一番の感染ピーク中 ・ワクチンはこれから | ・全面的に入国禁止 |

コロナで海外留学に行けなくても、できることはたくさんあるよ!
例えば国内留学なんかもおすすめだよ!