
「マルタってどんな国?英語留学で人気な小さな島の特徴と国民性」の記事を読んでマルタ留学してみたくなったよ。
マルタについてもっと教えて!

じゃあ今日はマルタの残念な話をしようか。

えっ!どういうこと!?
マルタ留学というと、「海がキレイ」「物価が安い」「冬でも暖かい」と3拍子揃った場所というイメージの人も多いのではないでしょうか?
マルタに数週間滞在してみてこのキャッチフレーズに疑問を感じたため、今記事ではあえて、マルタの実情について触れたいと思います。
マルタ共和国とは?
そもそもマルタってどこー?なにー?という人の為に概要を軽くふれておきます。
マルタ共和国はイタリアのシチリア島の南、地中海に浮かぶ島国です。
島全体が世界遺産と言われるほど、歴史的に価値の高い遺跡がたくさんあります。
シチリア島まではフェリー2時間、ローマまでは飛行機で1時間半ほどの距離になります。
むかしからヨーロッパ人のリゾート地として知られていましたが、近年は英語留学先としてアジア人にも大人気です。
マルタ留学の実情
マルタの海について
透明度はイマイチ
マルタ島の海は正直言ってイマイチです。
インターネットであがっている美しい海の画像のほとんどがコミノ島です。
離島はそこそこキレイですが、普通はマルタ島に滞在することになるので、感動するような海の前で暮らすという生活は難しいと思います。
もちろん東京湾や大阪湾しか知らない人にとっては感動するかも知れませんが、過剰な期待は禁物かな。

フィリピンとマルタの海を比較した記事もあるよ。
岩ビーチが多い

だんごはビーチでコロコロするだけでいいもーん。
学校帰りにビーチによって白い砂に寝そべって、、、と考えている人も要注意。

マルタのビーチは岩ビーチが多いです。
語学学校も多いスリーマのビーチは岩だらけでノンビリする雰囲気ではありません。
お隣のセントジュリアンズには一応セントジョージズベイという砂ビーチがあります。
マルタの気候とシーズンについて
冬はそれなりに寒い
東京ほどではないにしろ、マルタにもそれなりに寒い冬がきます。
平均最低気温は9度ですが、風が強いので体感気温はもっと寒く感じます。
普通にダウンジャケットやマフラーが必要です。

冬でも暖かいわけじゃないんだー。
夏はパーティピーポーのたまり場
夏はそこそこ暑くなりますが、湿気が少ないので快適で過ごしやすいです。
気候的にはベストシーズンとなります。
それがゆえにヨーロッパ中からバカンス客や留学生が集まり、毎夜毎夜パーティが繰り広げられます。
島自体が盛り上がっていて楽しいですが、滞在費や航空券も一番高くつくシーズンです。
マルタの物価について
「マルタは安い」というフレーズもよく聞きますが、マルタはそんなに安くないです。
あくまでも他の語学留学先のイギリスやオーストラリアに比べたら安いという意味です。
食料品はそこそこ安いですが、外食や贅沢品は東京よりも高いです。
詳しくは「【2021年度】マルタの物価はどのくらい?マルタ留学の生活費を徹底調査!」をご参照ください。
マルタ留学をお勧めする人しない人
マルタの残念なポイントばかり書いてしまいましたが、万人におすすめできないというわけではありません。
ただ留学エージェントのキャッチコピーを真に受けて留学を決めてしまうのは勿体ないです。
本来の目的を考えて渡航先を選びましょう。
マルタ留学をおすすめする人
- ヨーロッパ旅行がメイン目的の人
(格安航空がいっぱいでてます) - 歴史的なものが好きな人
(島全体が世界遺産) - 出来るだけ費用は押さえたいけどフィリピンは嫌!って人
(イギリスやオーストラリアよりは安く済む)

マルタ留学をおすすめしない人
- キレイな発音を身につけたい人
(マルタ人はイタリア訛りが強いです) - きれいな海の画像をみてそれだけが理由で留学を考えている人
(画像は加工されたものか離島の写真です) - 他のヨーロッパに寄る予定がない人
(高い航空券が勿体ない)