ワーホリや語学留学にも大人気で、先進国の中では比較的永住権が狙いやすいカナダ。
でもカナダってどんな国?
留学や移住をするなら自分に一番合う国を選びたいですよね。
今回はカナダという国を徹底解剖していき、カナダがどんな特徴を持った国なのか、カナダ人がどんな人たちなのかを紹介します。
お隣さんのアメリカとの違いにも注目!
カナダの生活事情については「カナダの生活ってどんな感じ?留学・ワーホリ前に知りたい海外の生活事情」を読んでね!
カナダの概要
アメリカの北に位置する、世界で2番目に大きい国です。
日本ではバンクーバー、トロントなどの都市が有名ですね。
英語が母国語の国として知られていますが、かつてはフランスの植民地でもあったため、今でもケベック州を中心に人口の20%程度がフランス語を話すことできます。
人口の5人に1人が移民で構成されているとも言われ、様々なバックグランドを持った人々が一緒に暮らしています。
オーロラやカナディアンロッキーなど、厳しい寒さに溶け込む雄大な自然は観光客にも大人気ですね。
カナダの特徴10選
人権尊重&平等主義
カナダの最大の特徴ともいえるのが人権や平等性をとても大事にしていること。
特に男と女の平等性は非常に重視されています。
政府が先頭をきって性別中立制度を推進させていて、政府発行の公的書類には「父」「母」という単語の代わりに「親」を使うなど、細部まで徹底しています。
もちろん男性が育児や家事を行うのも当たり前の国です。
そんなカナダはLGBTにも理解が強く、2005年にはカナダ全土での同性婚が認められました。
LGBTに対する偏見もほとんどないので、同性愛者がカナダに移住するケースも少なくありません。
カナダは非移住者の外国人同士の同性婚も認めている数少ない国なんだよ。
世界のLGBT事情は「LGBTが住みやすい国はどこ?世界20ヶ国の同性愛・同性婚事情」を参考にしてね。
気さくでフレンドリー
カナダ人は知らない人にも気軽に話しかけます。
お店に入るときや出るときの「Hello!」「Thank you!」などの挨拶も欠かしません。
他人同士で話が盛り上がり、何十分もおしゃべりに夢中になっていることも!
他人に優しい
他人に優しく、人助け精神が強いのがカナダ人の特徴です。
ドアを開けて待っている、思い荷物を持ってあげるといったシーンは日常の普通の風景。
老若男女問わず気遣いや積極的なサポートもナチュラルにこなします。
外国人にも分け隔てなく優しいです。
自分の時間も人との繋がりも両方大事
矛盾するようにも思えますが、カナダ人はプライベートタイムや個々の考え方を尊重する一方で、人との繋がりをとても大切にしています。
チームワークや協調性があるというよりは、コミュニティ思考が強いといった方が正しいかも知れません。
物事はハッキリ言うけどマイルド
自分の意見ははっきりと主張しますが、アメリカ人のように攻撃的な印象を受けないのがカナダの不思議。
他人を押しのけてまで自分を前に出すようなタイプのカナダ人には出会ったことがないですね。
あらゆることに寛容
多民族国家がゆえに、みんな外見や宗教が違うのは当たり前。
だから相手をリスペクトし、あらゆる違いを自然と受け入れている。
NGがほとんどない、のがカナダです。
人種差別問題は多くの国の課題ですが、カナダにはこういった問題がかなり少ないです。
世界中で移民の受け入れを縮小しているなか、カナダだけは未だに積極的に移民の受け入れをしているのも特徴的ですね。
人間とはちょっとだけ違うだんごも受け入れてもらえそうだね。
自然が大好き
町中をちょっと離れるとどこでも大自然が広がっているのがカナダです。
アウトドア好きも多く、休みの日はサイクリングやハイキングに出かける人も多いです。
国をあげての環境保護活動にも積極的です。
カナダ発祥のアウトドアブランドも多いよね!
よく謝る
これは日本人との共通点ですね。
別に悪い事をしたわけじゃなくても、「Sorry」「Excuse me」がよく出ます。
おそらく謝っている意識はなく、彼らにとっては挨拶の一環なんだと思います。
残業はほとんどしない
カナダの法律では残業代は通常の1.5倍支払わなくてはいけない法律があるので、会社としてもあまり残業をさせたくありません。
カナダ人自身も、プライベートタイムや家族との時間を大切にする人が多いので残業は好まないようです。
モノを簡単に返品する
買った商品は服であろうと食べ物であろうと何でも気軽に返品します。
欠陥商品というわけでなく、「気が変わった」みたいな理由でも返品します。
食べ物を半分食べちゃっていても返品が効くことも多いようです。
これは別に迷惑行為ではなく、そういうカルチャーらしいです。
返品されるお店側も特に気にせずに受け入れてくれます。
世界展開しているようなブランドには独自の返品ルールがあり、その適用範囲外では返品できないので注意しましょう。
まとめ
アメリカのすぐ隣の国なのに、全然違う国だったね!
アメリカがダイナミックで強いという印象なのに対し、カナダは穏やかで心が広いという印象がありますね。
ビザの取りやすさ、人々の優しさ、自然の多さなど、総合的にみて住みやすい国であるのは間違いないです。
先進国で永住権を狙えるのも大きなメリットです。
寒すぎてだんごが固くなっちゃいそうなのだけが心配だなー