セカンドビザが取得でき、語学力が高くなくても挑戦できる、オーストラリアのファームワークは特に人気が高いです。
憧れのオーストラリアでワーホリ。
大自然と触れ合いながら貯金も出来る。
そんなキラキラした妄想をしながら旅立つ人は多いでしょう。
しかしファームワークには黒いうわさもチラホラ。
実際のファームワークはどんな感じで、何に気を付けたらいいのか?
安心安全に優良ファームを見つけるコツを解説したいと思います。
オーストラリアファームワークの現実
先日こんなニュースが流れました。
「豪州ワーキング・ホリデー、7割近くで最低賃金以下の報酬」
実際最低賃金以下で働いていたという話はよく耳にするし、約7割という数字は大きくズレていないように感じます。
最低賃金を守らないだけでなく、ファームワーカーの人権侵害は日常茶飯事で、仕事が欲しければ上からの言いなりになるしかない、なんて話さえ聞きます。
例えばどんなファームに注意すればいいですかー?
こんなファームがあったら、早めに次へ動きましょう。
- 最低賃金以下しか稼げないファーム
- 待機ばかりのファーム
歩合給が低すぎるファーム
ファームワークは時給制と歩合制の2種類に分かれています。
歩合制のメリットは働けば働いた分だけ大きく稼げることですが、時給制のファームよりも悪徳ファーム率があがる傾向にあります。
2022年度の法改正により、歩合制でも最低賃金(23.23AUドル)の保証が定められましたが、この法律を守らないファームが存在します。
いろんな理由をつけて給料を減らそうとしたり、セカンドビザのための書類を盾にして労働者の権利を守らないファームもあるそうです。
慣れるまでは時給制のファームの方が安全そうだね。
待機ばかりで仕事がない
歩合給が高くても週2~3日しか仕事がなければお金は貯まりません。
でも労働者はいつ仕事が入るか分からないので宿泊所で待機することになります。
ファームは宿を運営していたり、提携しているバックパッカーズからコミッションを得ているケースもあります。
最悪なケースだと、相場よりも高い宿泊代を設定し、労働者の滞在を伸ばすことで、収入を得ようとする業者も存在します。
「天候の都合で休みだ」とか言われると、反論もしずらく、なかなか厄介なパターンです。
優良ファームの探し方
さて本題ですが、どうやったら悪徳を避け良いファームを探せるのでしょうか?
ネット情報は信用しない
ネット上のファーム情報には、悪徳ファームの関係者が絡んでいるケースがあります。
現実よりも良い環境を謳ったり、都合の悪いことを伏せた情報を流します。
残念なことに、現地の日本人が日本人をカモにすることもあるそうです。
現代っ子が何でもネットで情報を調べることを逆手にとった詐欺ですね。
詐欺師達もあの手この手を使って騙そうとするので、ここはバッサリと、ネットでファーム情報を探すのをやめる、というのが賢い選択肢だと思います。
ファームの関係者が個人の感想ブログのような形で日本語情報を流していたりもするんだって!
実際に経験した人から聞く
ではどうやってファーム情報を得るのか?
ベストな方法は、実際に現地でファームを経験した人から直接話を聞くことです。
信頼できる友達に優良ファームの経験者がいればベストですが、いない場合は滞在先の宿でも情報を仕入れることができます。
特におすすめなのは西洋人からの情報です。
気の強い西洋人よりアジア人のがカモにしやすいからなのか、西洋人は集まるファームは優良ファームである確率が高いです。
ネットで「〇〇ファームは西洋人が多いから優良ファームである。」という情報に飛びつくのもアウトだよ!!
まとめ
オーストラリアで優良ファームを探すに当たって大事なポイントは2つだけ!
- ネット情報を鵜呑みにしない
- 経験者から直で話を聞く(欧米人がベター)
7割が悪徳ファームでも、ちゃんと情報を厳選して優良ファームを見つけることが出来れば、1カ月で40万円以上稼ぐことも出来る夢のある仕事です。
せっかく自然がすばらしい国にいるので気持ちよく働いて、たくさん稼いで、たくさん旅行して帰りましょう!
3か月のファームワークで貯めたお金でオーストラリア一周の旅とか出来ちゃうね~。うふふー。