近年はグローバル化により多言語で需要が上昇していますが、やっぱり1番に覚えるべき言語は英語です。
外資系企業で働きたい人も、海外移住を考えている人も、年収をあげたい人も、英語を学んでおいて損は絶対にありません。
以前、「初めてのワーホリおすすめの国ランキング【2024年版】」という記事を書きましたが、今回は英語を学ぶための国にのみに的を絞っておすすめをご紹介したいと思います。
「英語発音」「留学費用」「遊び&文化」「治安」「気候」の5つのカテゴリーに分けて、それぞれにランキングをつけてみたよ。
英語圏で留学するならどこ?
「英語発音」で選ぶおすすめランキング
同じ英語圏でもアクセントやイントネーションは様々で、どの国にも「訛り」というものは存在します。
日本でも東北の話し方と関西の話し方が違うように、同じ英語ネイティブでも国によって話し方は変わります。
一般的には田舎へ行けば行くほどクセは強くなる傾向があるので、どの国でも通じやすいニュートラルな英語を学びたい人は、田舎ではなく都市を選ぶのが無難です。
3位 日本にも馴染みが深いアメリカ
ニュージーランドとどっちをランクインさせるか悩みましたが・・・日本の英語教育はアメリカベースなので、「入りやすさ」という点においてアメリカを選びました。
ただ、アメリカといっても広いので、地域によってはスペイン語が主流で、英語が通じにくい場所があったりもします。
2位 ニュートラルな英語のカナダ
世界中どこでも通用するニュートラルなアクセントが特徴です。
やや早口な人が多い印象ですが、カナダのスピード感に一旦慣れれば他の国で困ることもあまりないでしょう。
1位 伝統の英語を学ぶならイギリス
キレイな英語発音を学びたいなら、やっぱりイギリスがおすすめです。
イギリスでは同じ都市の中でも、階級や人種によって様々なアクセントが存在します。
多くの人がイギリス英語と認識しているアクセントは、南部の中~上流階級の人が使うRP(ポッシュアクセント)です。
語学学校の先生がみんなポッシュアクセントで話すわけではありませんが、プリッツのような歯切れの良いイギリス発音は一旦慣れてしまえば聞き取りもすごく楽です。
海外ドラマとかを観て、一番イケてる!と思う英語の国を選べばいいんじゃないかな。
「留学費用」で選ぶおすすめランキング
留学費用は大きな選択要素でありますが、費用の安さのみで留学先を選ぶのはおすすめしません。
あくまでも予算の範囲内で一番自分に合った国選びをしましょう。
3位 人気急上昇のマルタ共和国
生活費は日本と同等程度です。
マルタ共和国は「留学費用が安い」というのが宣伝文句の1つですが、あくまでもヨーロッパの中では安い方、という意味です。
近年はインフレも激しく、数年以内には日本より高い国になる可能性が高いです。
距離がある分フライト代も高くつきますが、ヨーロッパ旅行と組み合わせたりできるのが良いポイントです。
2位 意外と節約が出来るカナダ
生活費は日本と同等程度です。
季節や滞在都市によっては、日本より生活費を抑えることも可能です。
食料自給率が高いので、野菜や果物などは日本より安い場合もありますが、外食は高くつきます。
1位 物価の安さは圧倒的なフィリピン
英語が学べる国としては断トツで物価が安いです。
家賃も含め、月5~10万円程度で暮らせます。
ただし、外国人向けのサービスや商品は高いです。
家や食事に日本と同じ快適度を求めようとすると、日本と変わらないくらいの生活費になってしまうこともあります。
フィリピンやマルタは英語ネイティブの国ではないので、そこはよく考えてから選ぼう!
「遊び&文化」で選ぶおすすめランキング
勉強はもちろん大事ですが、せっかく海外にいるならば日本にはない文化に触れたり、現地のアクティビティに積極的に参加したいですよね。
3位 世界のエンターテイメントをリードするアメリカ
国の歴史こそ浅いものの、世界をリードするカルチャーを生み出し、エンターテイメントの中心になっていることは事実です。
国立公園も多く、自然も最先端の遊びも両方満喫できるのが、アメリカの大きなメリットです。
2位 大自然を満喫できるオーストラリア
自然の雄大さにおいては世界トップクラスと言っても過言ではないでしょう。
アウトドアアクティビティも盛んな国で、海も山も満喫できること間違いなし。
自然療法や生物学に精通した学校が多く、国民の自然への関心が高いのも特徴的です。
英語学校でサーフィンやヨガも習えるんだって~
1位 イギリス
伝統と革新を併せ持った文化の国です。
イギリスにおいては「文化」というものが国に染み込んでいる感があり、イギリス人と話していてもその国の文化の深さを感じます。
国立の美術館や博物館は無料なので、普段は興味ないという人もイギリスに行く機会があれば是非積極的に芸術に触れてみましょう!
学生向けのディスカウントも充実していて、ミュージカルや映画などがかなり安く楽しめます。
「治安」で選ぶおすすめランキング
安心して留学する為には治安はとっても大事ですよね。
ほとんどの英語留学先の治安は大きくは変わらず、渡航を取りやめる理由になるほど治安が悪い国はありません。
逆にどの国にも治安の悪いエリアというものが存在するので、事前の下調べはシッカリしましょう。
そして「日本よりも治安の良い国はない」という事実を忘れないようにしましょう。
3位 ピースフルな空気が漂うオーストラリア
オーストラリアは夜でも自由に出歩けるほど安全な国の1つです。
軽犯罪や性犯罪は多いので、特に女性の1人歩きは十分に注意してください。
オーストラリアの温厚なイメージからは意外かもしれませんが、外国人を狙った詐欺は多いです。
外国人労働者を違法に働かせる悪徳ファームも非常に多いので気を付けてください。
だんごも性犯罪に巻き込まれないように注意しないと・・・!
2位 人が良いことでも有名なカナダ
カナダも比較的治安が良い国として知られています。
トロントやバンクーバーは、安全な都市ランキングでも上位の常連です。
ただそれでも犯罪率は日本の5倍ですので、手放しに安全とは言えません。
銃を使った犯罪も増加傾向のようです。
1位 世界トップレベルの治安の良さニュージーランド
世界でもめずらしく日本と同じくらい安全度が高い国だと言われています。
ただ置き引きやスリ、車上荒らしといった軽犯罪は日本よりも多いので、海外にいるという自覚を持って行動しましょう。
「気候」で選ぶおすすめランキング
気候は人の好みによるところが大きいので、誰でも過ごしやすい気候の国を中心にチョイスしました。
3位 四季があるニュージーランド
日本と同じく四季があるので、特に日本人には馴染みやすい気候です。
ただし1日のうちの寒暖差が激しい地域もあるので、脱ぎ着しやすい服を用意しましょう。
2位 選択肢が多いアメリカ
広大な国土を有するアメリカは地域によって気候は大きく異なるので、好みに合った気候の都市を選ぶことが出来ます。
特に西海岸のロサンゼルスは年間を通して晴れが多く温暖なので人気が高いです。
常夏に近い気候のハワイも人気ですね。
冬のハワイは風が強くて意外と寒いんだよね
1位 温暖な都市が多いオーストラリア
オーストラリアもまた地域により気候が異なりますが、年間を通して温暖で晴れの日が多いです。
四季を感じたいならシドニーやメルボルン、温暖な気候が好きならブリスベンがおすすめです。
ブリスベンより北のケアンズやダーウィンは1年通して高温多湿の熱帯性気候になります。
逆に一番南に位置するタスマニアは夏でも結構涼しいです。
英語圏留学先ランキングの結果
以下のようなランキング結果になりました。
1位 | 2位 | 3位 | |
英語 | イギリス | カナダ | アメリカ |
留学費用 | フィリピン | カナダ | マルタ |
遊び&文化 | イギリス | オーストラリア | アメリカ |
治安 | ニュージーランド | カナダ | オーストラリア |
気候 | オーストラリア | アメリカ | ニュージーランド |
個人的な意見を述べるなら、英語圏で留学をするなら気候と遊び重視でオーストラリアですね。
あるいはバランスのよいカナダを選ぶかも知れません。
好みや目的が違えば最適な渡航先も変わります。
情報収集をしっかりした上で、自分自身で自分に合った国を選びたいですね。