ワーホリ行きたいなぁ。でもワーホリ行くと帰国後に仕事が見つからないって聞いたよ。
「ワーホリ行きたいけど、帰国後のことを考えると怖い。」
そんな悩みを抱えたまま、ワーホリ期限の30歳を迎えてしまう人は実はとても多いです。
就職が不安だからワーホリ行くの止めようと思っているそこのアナタ。
大丈夫、ワーホリに行ったからといって仕事が見つからないなんてことはありません!
大事なのはワーホリで何をするのか?と帰国後どんな就活をするかです。
やり方次第ではワーホリ経験が仕事探しに有利に働く場合も多いです。
以下にワーホリ帰国後の仕事探しを有利にする方法を解説します。
ワーホリ帰国後の仕事探しが難しいと言われる理由
そもそも何故ワーホリ後の就職は難しいと言われるのでしょうか?
なぜならワーホリという名の海外旅行をしていただけで、何も学ばずに帰ってくる人が多いからです。
特にロンドン、ニューヨーク、シドニーなどの日本人が多いエリアはそういう方が多いです。
1年間遊んで過ごしていただけで何のスキルも持っていない人なんて誰でも採用したくないですよね。
当たり前のことですが、滞在中に最低限の語学力をつけることは就職の最低条件です。
周りに日本人が居たらつい甘えてしまう・・・と思う人は、という人は最初から日本人の少ない田舎に住んで自分を追い込むという方法もあります。
日本語環境が整っているロンドンでは20年住んでいても全く英語が話せない人もゴロゴロいたよ。
ワーホリ帰国後に仕事を見つけるコツ
では、どうしたら「ワーホリ=海外に長期で遊びに行っただけ」というイメージを払拭し、仕事をゲットすることができるのでしょうか。
それには、2つ必要なことがあります。
ワーホリ中にしっかりスキルを身につけることと、それを上手にアピールすることです。
スキルを身につける
どの国に行くか、何をするかに関わらず、ワーホリや留学をした人なら努力次第で確実に身につけられるスキルが2つあります。
「語学力」と「グローバルマインド」です。
この2つのスキルは必ず帰国後の就職に役に立ちます。
語学力
今の時代はどんな職種でも語学力が高い人材が求められる傾向にあります。
旅行業、接客業などはもちろん、一見関係なさそうに見えるIT産業でも英語力の需要は非常に高いです。
プログラミングが書ける人材は山ほどいますが、プログラミングをもって海外の企業と交渉できるような人材はほとんどいないからです。
英語力は「必須条件」とまでなっていなくても「優遇条件」となっていたり手当の対象になっていることも多いです。
「上場企業における英語活用実態調査」によると、実に50%もの企業がTOEICのスコアを参考にする、と答えています。
英語力の高い人ほど年収も高い傾向も顕著です。
TOEICの調査でも、英語力が高ければ高いほど年収も高くなるデータが出ているよ。
終身雇用の崩壊&大転職時代と言われる今、どの業種に就職するとしても語学力は必ず身につけておきたいスキルの1つです。
グローバルマインド
ワーホリや留学で学べるものは語学だけではありません。
今まで生きてきた環境と全く違う世界でいろんな国の人々と一緒に関わることで精神的タフさや視野の広さが培われます。
日本人が弱いと言われている、「自分の頭で考え、問題を解決していく力」も備わります。
このようなスキルはグローバルマインドと呼ばれています。
グローバルマインドを持った人材の採用に力を入れる企業は年々増加しています。
日本には年々海外からの労働者が増えています。
小さな島国である日本はほんの10年前までほぼ日本人のみの環境で生活していたため、この急激なグローバル化に戸惑っている企業も多いです。
生まれ育った環境も言葉も違う彼らと、足並みを揃えて働くことは決して簡単なことではありません
そこで必要とされているのがグローバルマインドを持つ日本人。
異文化を柔軟に受け入れ、時に辛抱強く我慢し、発生する問題を解決していくグローバルマインド人材は企業では欠かせない存在になりつつあります。
語学力だけなら国内でも身につけられるけど、グローバルマインドは海外に行かないと難しいよね。
専門知識を身につける
ここから更に他の人よりも1歩前に出る方法の1つとして、ワーホリ中に仕事や学校を通じて専門スキルを付ける方法があります。
例えば、エンジニアになりたい人は3ヶ月程度で取れるITのディプロマを取ってみる。
ホテルで就職したい人は、ホステルのフリーアコモデーションで働いてみる。
日本語教師になりたいなら、現地人相手にボランティア講師をやってみる。
ただ生活費の為に日本食レストランやファームで働くよりもずっと価値の高いワーホリ経験になるはずです。
また、運がよければ現地就職も狙えます。
上手にアピールする
「1年も留学すればペラペラになれる」と考えている人も多いようです。
残念ですが、よほど努力をしない限り1年程度の海外生活ではペラペラにはなりません。
でも、英語が全く話せない人よりは少し話せる人のほうが有利なのは変わりません。
就職において大事なのは自分が持っているスキルを可視化・最大化することです。
では具体的に何をしたらいいかを説明します。
スキルの可視化
語学スキルを可視化するために、帰国後はTOEICを受けましょう。
なぜなら、目に見える数字は説得力があるから。
仮に英語力高くても、それが相手に伝わらなければ意味がありません。
例えばこんな2人が面接にきました。
- Aさん「ワーホリ行って来たので英語話せます!」
- Bさん「ワーホリから帰国後、TOEICで800点取りました!」
あなたが面接官ならどちら採用しますか?
出発前にも1度受験してワーホリ中にどれくらい実力が伸びたのかチェックするのもおすすめだよ!
語学スキルの最大化
受けるのは英検じゃダメなの?
英語試験の中でもそれぞれ傾向と社会的印象があります。
業務で英語を使用する海外部門などでは、「就職に有利」といわれている英語レベルは、英検準一級以上またはTOIEC700点以上と言われています。
読む・聞く・書く・話す全てが試験対象となる英検は語彙力を含めた英語の総合力が試されます。
たまたま知っている単語が多くて何となく受かった、みたいなことは起こりにくいです。
一方で聞く・読むのスキルに絞られるTOEICはコツを知るだけで簡単に100~200点を上乗せできる試験です。
中学英文法のベースがある人なら、1年のワーホリや留学で800~900点台も狙うことが可能です。
英検がダメというわけではないですが、TOEICの方が簡単に実力以上のスコアを出すことが可能なのは間違いありません。
TOEIC800点台を持っている人でも英検準一級は落ちたという人は少なくありません。
まとめ
ワーホリ後の仕事探しは不利になるどころか、自分の努力と工夫次第で就職に有利にすることができます!
大事なことはたった2つ。
- 行くだけでなく、スキルをしっかり習得する
- スキルを上手にアピールする
この2つを意識すれば、ワーホリ経験は必ず就職の役に立ちます。
初めてのワーホリをきっかけに様々なスキルを身につけ、帰国後に会社を立ち上げたり海外を飛び回り活躍する友人をたくさん見てきました。
全員が口をそろえて言います。
“海外に出て良かった!!“
ワーホリに行くべきか悩むくらいなら行ってから悩みましょう!
Take a step forward!!
みんながんばろー!!