コロナがキッカケとなり、今も需要が高いオンライン英会話。
月6,000円程度からマンツーマンレッスンが受けられるということで、利用されている方も多いのではないでしょうか？
オンライン英会話にはメリットが多いように思いますが、海外留学や通学式の英会話教室と比べたデメリットはないのでしょうか？
複数のオンライン英会話教室に実際に通ってみて感じたデメリットに関して解説します！
「オンライン英会話は通うだけじゃ上達しない！？効果的な勉強方法はコレだ！」という記事も読んでね！
オンライン英会話のメリット
オンライン英会話のメリットは、イメージがつきやすいと思います。
ただし、メリットと考えられている内容には、隠れたネガティブ要素を含んでいることも多いので注意が必要です。
費用が安い！
オンライン英会話の最大のメリットは費用が安いこと。
月6,000円程度、1時間あたり500円程度でマンツーマンレッスンが受けられるのは、オンライン英会話以外ではありえないでしょう。
特に初心者のうちは、短い時間でも毎日英語に触れることはとても大事です。
オンライン英会話なら毎日受講しても定額なので、本当にすごいものが登場したなぁという印象です。
注意点として、この月6000円という価格設定は、非ネイティブ講師の場合の料金です。
ネイティブと話せるプランは最安値でも月15000円以上はかかります。
オンライン英会話がこんなに安くできる理由は、人件費が日本の1/10とも言われる発展途上国の講師を採用しているからなんだよ。
通学の手間がない
通学型の英会話教室だと、近所だとしてもそれなりの通学時間が発生してしまいます。
オンライン英会話なら、自宅にWiFi環境とパソコンがあれば通学時間0分！
忙しい社会人にとってはありがたいメリットですね。
いつでもレッスンを受けられる
多くのオンライン英会話では予約制のレッスンの他に、「今すぐレッスンを受ける」という機能があります。
常に講師がオンラインに常駐していて、リアルタイムで空いている講師がアサインされる仕組みです。
直前まで予定が分からない人にとっては大きなメリットですね。
しかし、こちらに関しても注意点があります。
直前まで残っている講師はあまり人気がない講師である可能性があります。
質の高い講師と話したい場合は、やはり予約するのがベターです。
いろんな国の人と話せる
オンライン英会話には多くの国籍の講師が登録しています。
アメリカ、イギリス、オーストラリアといった英語ネイティブ圏はもちろん、南アフリカやセルビアなど、日常生活であまり出会う機会が多くない国籍の方もたくさん登録されています。
英語を話すだけでなく、世界各国の話を聞いたり文化の違いを学んだりできるのもオンライン英会話のメリットですね。
逆に言えば外国人といっても英語力が高い講師ばかりではないため、間違ったことを教えられたり、かなり訛りの強い発音を覚えてしまうというリスクもあります。
だんごもいつかペラペラになったらだんご王国代表として講師登録するんだ～
オンライン英会話のデメリット
オンライン英会話のデメリットってあまり聞かないですよね。
(デメリット語っても商売にならないからね)
しかし、意外にもデメリットも結構あります。
以下に私が実際に感じたオンライン英会話のデメリットについて解説します。
個別カリキュラムがない
ほとんどのオンライン英会話スクールでは、あらかじめ多数のテキスト(教材)が準備されています。
大手であればレベルもしっかり分けられ、テーマも多く取り扱っているので、たくさんの教材の中から自分に合いそうなものを選ぶことが出来ます。
しかしそれを言い換えると、あらかじめ準備された教材の中から選ぶしかないということです。
先生が1人1人に合ったカリキュラムを組んでくれるわけでもなく、生徒が使っている学校の教科書に沿って教えてくれるわけでもありません。
オンライン英会話は柔軟性に欠ける「薄利多売」のビジネスモデルであることは理解しておく必要があります。
低価格でマンツーマンレッスンを提供するには、1人1人に合うカリキュラムが作れないのは当然だよね。
通信状況に振り回される
実際に受講してみて一番気になったのは、講師側のネットワーク環境が悪い場合が多いという点です。
特にフィリピンなどの発展途上国に講師がいる場合、途中で声や映像が途切れることが多々ありました。
通信状況が不安定だと集中力もなくなるし、まともな授業を受けれなくても授業時間は消化されてしまいます。
受け放題タイプのレッスンなら金銭的なデメリットはありませんが、通信環境に振りまわされるために時間を使うのは勿体ないです。
通信が安定していても、オンラインでの発音矯正はやりにくいなぁという印象もあるな。
講師が不安定
月額数千円台でやっているオンライン英会話の講師レベルは本当にピンキリです。
決められた教材が存在することと講師マニュアルによって、最低限のクオリティは保っていますが、やる気の部分で差を感じることが多いです。
講師業を生きがいとし情熱溢れる先生もいれば、暇つぶしのお小遣い稼ぎ感まる出しの講師も決して少なくはないです。
当然、やる気がある講師や教え方が上手い講師はすぐに予約が埋まってしまうので、時間に縛られず受講したい人にとってはもどかしい問題です。
講師の入れ替えも激しく、気に入った講師がいてもいつの間にかいなくなってしまったというケースもよくあります。
日本の会社がやっているオンライン英会話だと、特に夕方17時～22時は人気講師の予約は取りにくいよ。
ネイティブは別料金
ほとんどの格安オンライン英会話は、非ネイティブの講師が中心です。
初心者～中級者であれば非ネイティブでもあまり問題ありません。
中上級者になると、非ネイティブ講師との英語力に大きな差がなくなってくるので、それ以上の上達が難しくなります。
また、ネイティブ的な言い回しや正しい発音は、ネイティブ講師に聞きたいですよね。
しかし、ネイティブプランになると2倍以上の料金になってしまうので、オンライン英会話の最大のメリットは失われてしまう印象です。
ネイティブレッスンならLingodaのグループレッスンが一番コスパ高くて有名だよ！
プランや料金はLingoda全コースと料金まとめ!コスパ最強のプランはこれだ！という記事を参考にしてね！
まとめ
以上、オンライン英会話のメリット＆デメリットをご紹介しました。
「安くて気軽」という意味ではオンライン英会話の右に出る方法はありません。
でもそれなりのクォリティを求める人にはネガティブな一面もあります。
ネイティブに近いレベルを目指している、自分に合ったカリキュラム構成にしたい、そういう人にはあまりお勧めしません。
もっと本腰いれて勉強したいと言う人には、日常を英語環境にしようというコンセプトの「国内留学」もコスパが高くておすすめです！
