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海外移住をするための5つの方法

海外移住の方法渡航準備

海外移住って最近よく話題になっているけど、「お金持ちの老人がやるやつでしょ?」って思っていませんか?
それは違います!
海外移住とはただの生き方の一つであって、若者だろうが貧乏人だろうがやりたいと思えば誰でも出来ることなんです。

私自身、語学も出来なかった10代に日本を飛び出し、20代には発展途上国に住みながら働き、現在はヨーロッパに住んでいます。
ただし、 年齢・予算・目的等によって最適な方法は異なります。
今回は海外移住の5つの方法とそれぞれのメリットとデメリットについて書いてみました。

誰でもできる海外移住の方法

1.お金を貯めてからのんびり! リタイヤメント移住

海外移住と聞くと、「退職後に年金や貯金で物価の安い東南アジアに移住する」というイメージが一番強いのではないでしょうか?
実際にリタイヤメント移住を積極的に受け入れている国は多く、移住情報もたくさん出ています。
また、資金面以外でのビザ要件が比較的低いこともあり、経済的に余裕がある人は第一選択肢として考えられる道だと思います。

リタイアメント移住に必要な資金は国に寄りますが、物価の安いフィリピンだと1万ドルから2万ドル程度でリタイアメントビザの取得が可能です。
年齢も50歳からと比較的ゆるいので、移住先として人気の国の1つです。

メリット
リタイヤメント移住のメリット
  • 条件が分かりやすい
  • 語学力や特別なスキルが必要ない
  • 発展途上国ならビザ取得のハードルも低い

リタイヤメントビザでの移住は、一番シンプルで分かりやすい方法です。
語学力やスキルなどを求められることは稀なので、「お金」以外の条件に右往左往することなく、条件達成に向けてやるべきことが明確なのが良いポイントです。

貯金や年齢などの求められている条件をクリアできていれば基本的に誰にでもビザが発給されます。
特に発展途上国では取得条件も低く、だれでも目指せる海外移住方法と言えます。

まるさん
まるさん

最近はジョージア、ラトビアなど、比較的物価が安い西アジアや東ヨーロッパへのリタイア移住も人気だよ。

デメリット 
リタイヤメント移住のデメリット
  • 原則就労ができない
  • 途中でお金がなくなるとビザが更新できない
  • リタイアメント詐欺が横行している

リタイヤメント系のビザは就労が出来ないものが多いです。
資金計画をしっかり立ててから移住に踏み切らないと、予想外の出費で資金が足りなくなりビザの更新が出来なくなったりすることも。
十分な余剰資金を用意するか、次に解説する2の方法と組み合わせての移住をおすすめします。

また、情報収集力の乏しいシニアを狙った「リタイアメント詐欺」も横行しています。
エージェントなどを通して申し込む場合は、信頼できる会社かどうか、事前に十分に調べましょう。

2.オンラインで稼ぎながら自由に暮らす! フリーランス移住

数年前から「海外ノマド」なんてワードをよく耳にするようになりました。
海外に長期滞在しながらオンラインで稼ぐような方法です。

日本に税金さえ納めていれば、オンラインで生活費を稼ぎながら生活拠点を海外においていても問題はありません。
リモートワークがどんどん広がっていく中、このような生活を実践したい人も増えているのではないでしょうか?

メリット 
フリーランス移住のメリット
  • いろんな国に住める
  • 就労ビザなどの面倒な手続きなどがない

ノマド移住の最大のメリットはその自由度。
現地での就労ビザを必要としないので、めんどうな手続きもなく、気に入った国に滞在しながら働くことが出来ます。
暮らしてみたら「食事が合わないからやっぱやーめた」なんて、すぐに別の国に移動することもできるので、とことん自由に生きたい人には向いていますね。

だんご
だんご

本当に住みたいと思える国を探すためのプチ移住体験も出来ちゃうね!

デメリット 
フリーランス移住のデメリット
  • 1ヶ国で定住がしづらい
  • 現地での就労ができない

基本的にはノービザや観光ビザでの滞在になる為、もっと長くいたいと思ってもビザが延長できない場合あります。
国によっては年齢制限がないリタイヤメントビザとのコンビネーションも検討してみましょう。

例えばフランスの場合、ビジタービザという長期滞在用ビザがあって、約250万円の残高証明や滞在場所の証明が出来れば1年単位でずっと滞在を更新することが出来ます。
このビザは現地で就労は出来ませんが、日本企業を相手にオンラインで稼ぐことは可能です。
こういった長期滞在ビザとオンラインでお金を稼ぐ手段があればかなり気軽に海外移住が成立しますよね。

他にもフリーランスビザ、ノマドビザと言われる、自分で収入を確保できる人の為のビザが各国で発給されています。
それなりの収入があれば、オランダやポルトガルのような西ヨーロッパでさえ、この方法で住むことができちゃうんです。
つまり、「現地の雇用や治安を脅かさず、安定してお金を落としてくれる人」であれば、たとえ先進国であっても、意外と簡単に滞在許可が下りるということです。

まるさん
まるさん

逆に現地の雇用を奪う人や現地でお金を稼ごうとする人はビザ発給条件が厳しくなるってことだね。

3. 就労ビザ移住

海外移住したいし、でもお金はない。
そういう場合はシンプルに海外就職を目指す方法もあります。

現地で自力で仕事を見つける方法と、エージェントなどを通して仕事を紹介してもらう方法があります。
ワーホリや留学で現地に長期滞在している間にアルバイトをして、そのアルバイト先で頑張りを認めてもらい就労ビザのサポートをしてもらえたという成功談もよくあります。

メリット
就労ビザ移住のメリット
  • 働き続ける限り滞在できる安定感
  • 海外就職は経験や自信につながる

採用してもらった会社で働き続ける限り、基本的には就労ビザの更新が出来るし、生活費も稼げるので安定感が高いです。
また多くの国で社会保険のような制度がありますので、病気やケガの時も安心です。

いま、海外就労は1つのスキルとして高く評価される傾向にあります。
実際に、海外での仕事探しはうまくいったときの満足度も高く、成功経験として自信にもつながりやすいですよね。

デメリット 
就労ビザ移住のデメリット
  • スキルや経験が必要
  • 発展途上国だと給料が低い
  • 仕事を辞めるとビザが更新できなくなる

高い語学力やスキルを求められるケースがほとんどで、就職自体のハードルは高いです。
また現地での採用条件が適用されるため、発展途上国での就職だと日本との賃金差が大きいというデメリットも。

また仕事を辞めてしまうとビザの更新が出来なくなるので、安定的な移住に結び付くまでの道のりは長いと言えます。
安定した永住権が手に入るまで、国によって5~10年ほど合法的に滞在する必要があります。

まるさん
まるさん

永住権が取れるまでの間、安定して楽しく働けるかどうかが見極めポイントかもね!

4.会社の駐在員移住

安全第一に第一歩を踏む!
「海外移住」と呼べるかは微妙なところですが、海外に長期で住む方法として、駐在員になるのが昔からある安全かつメジャーな方法ですね。

海外に支社がある国内企業で働くのもありですが、日本に支社がある外資系企業で働く手もあります。
その場合は駐在員ではなく現地の会社員になるので就労ビザ移住に近いですね。

メリット 
駐在員移住のメリット
  • 待遇がいい
  • 住む場所、ビザ、お金などの心配がいらない

海外駐在員として派遣されるとゴージャスなアパートを用意してもらったり給料が上乗せされたりと、金銭面でのメリットが大きいです。
住む場所もビザもお金も何も心配せずに海外移住が出来る、唯一の方法かもしれません。

デメリット 
駐在員移住のデメリット
  • 自由がない
  • 契約期間を過ぎたら原則帰国
  • 本当の意味での海外移住にならない

安定感が高い分、他の移住方法に比べ、自由度は極端に低いです。
住みたい国や町を自由に選べないのはもちろん、住む家さえ指定されることが多いです。
そして、会社が決めた駐在期間が終了したら帰国しなければいけませんので、移住を目指すならその後のステップは自分で作るしかありません。

また、日系企業の場合は生活環境がほぼ日本人で固められる為、現地の生活を知る機会が少なく、本当の意味での海外生活経験を得たとは言い難いです。

5.国際結婚移住

愛は国境を超える!
これは運次第とも言えますが、国際結婚からの移住は、スキルや資金面としてのハードルとしては低いです。
中には「〇〇に移住したいから〇〇人と結婚する!」という強者もいますね(笑)
最近流行りの出会い系アプリ「ペアーズ」には外国人検索ができるので、こういうツールに抵抗がない方は利用してみるのも手でしょう。

Pairs(ペアーズ) 恋活・婚活のためのマッチングアプリ
Pairs(ペアーズ) 恋活・婚活のためのマッチングアプリ
posted withアプリーチ

日本人女子は世界に出れば誰でもモテモテなので(笑)、わざわざアプリ使う必要もないかもしれませんが。

メリット
国際結婚移住のメリット
  • 特別なスキルや就労経験が不要
  • 働くか働かないか自由に決められる

正当な手続きさえすれば、原則ビザが下りるので、特別なスキルや就労経験はいりません。
ただし国によっては、生活をする為の語学力や経済力の証明を求められることはあります。
また、労働許可が下りるまでに一定の待期期間が発生する可能性もあります。

逆に、就労許可が下りても、働くこと自体が滞在許可の理由ではないので、「働かない」という選択肢も取れます。
「働きたくないけど外国には住みたい(笑)」という人には都合のよいビザではありますね。
結婚相手だけで生活がまかなえればの話ですが・・・。

デメリット 
国際結婚移住のデメリット
  • 住めるのは結婚相手の国だけ(一部ヨーロッパ除く)
  • 審査に時間がかかる

結婚による海外移住の場合、原則として、住めるのは結婚相手の国に限定されます。
シェンゲン協定に加盟している国であれば、一定の条件のもとヨーロッパのいろんな国で暮らせるようにはなります。
例えばフランス人と結婚して、スペインに移住することは可能です。
あるいは、フランス人と結婚して、フランスの海外県であるタヒチに住むこともできます。

だんご
だんご

まるさんはタヒチに住みたいからフランス人と結婚したんだね!

まるさん
まるさん

ま、まぁ。それも1つの理由かな・・・。

ただし、配偶者ビザは提出書類も多く、審査・取得に何か月もかかるケースも少なくありません。
実際に半年以上無職状態で日本と海外を行ったりきたりするはめになった人もいます。
期間とお金には余裕を持って準備し、ビザが下りるのを根気強く待ちましょう。

また結婚して移住しても短い期間で離婚してしまうとビザの更新が出来なくなる可能性もあります。
海外は言葉も文化も全く異なりますので、本当にその国に住みたいのか?よくよく考えてから移住しましょうね。

海外移住の方法まとめ

海外移住へのステップとして5つの方法を紹介しました。

それぞれ一長一短ありますが、何もしなければずっと実現はしません。
自分に合うかな?と思うものがあればまずはトライしてみるのが大事です。

ダメなら次の方法を考えればいいんです!
海外移住はすべてが順調にいくことの方が稀です。
フットワークは軽く、ポジティブにいきましょう\(^o^)/

だんご
だんご

ポジだんごロゴロゴロ~!!
また世界のどこかで会いましょう~‼

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